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一日一句、季節の移り変わりを感じていけたらと思います。 また詩の方もつれづれに…
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病院の長廊下歩く馬酔木かな


背中合わせの他人の不思議馬酔木咲く




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魅力ある貴女のおしゃべりすずらん咲く


若草色のブラウス映える春の日



ただいまと声の明るく藤の花


娘ならさしてあげたい藤の花


深海魚に見せてあげたい藤の花




春眠や鶏鳴までも間のびする


春眠や飛べない鶏と翼ない人


掃除機の音春の突風ハミングす



春眠やここちよくわらう狐かな


春愁やスズメの影が大き過ぎ


■俳句紹介
春愁やかたづきすぎし家の中



ひこばえや溜め息さえも輝いて


春の草ついばむ鶏(とり)よごちそうだ


■俳句紹介
葱坊主童の持ちし土光り(金子兜太)

落ちないで線香花火の夕日かな


強風にゆれる菜の花夕日かな


また今日も終ってゆくよ春夕日


土手沿いに桜を過ぎて夕日荒川



紫陽花の新芽のびのび成長す


春の昼のぼせた猫の痴話げんか


新学期気合いの入る髪型


まな板のキャベツもつ手の温もりて



幼き時も桜とともに陽を浴びて


祖母の背の赤子の頬にひとひらの花


桜満開母腹痛で寝込んだ日



花の散る猫もいて同じ空気吸う


花の下鳥の形の不幸みる


春光や好きなように生きてゆく


さくらの木今年もまたありがとう


雲の無い春の空にまのびした夕日


東の月西に夕日や花の散る


ひとひらとつぶやきながら花の散る


花の話とホットケーキにシロップかける



話だし止まらない母満開の花


手間かけた春の朝餉よ気付かれず


エサにすぐダマされる鶏春日向


友と吾子さわやかに春饒舌なり


真昼の月内なる庭に花流る
納豆の転げて落ちて蕪(かぶ)透き通る


なずな揺れ雀の肥える午後の日だまり


ぼんやりと園芸番組春の風


なずな伸び雄鶏の尾風に揺れる


雄鶏の尾春風あそぶ日向かな


雌鶏の見上げる瞳には好奇心


雌鶏の尻の和毛とたんぽぽ


まのびして雄鶏の鳴く春の午後


うどん食べせんべいかじる春の昼


飛行機が雲を引く音春の空




今日、テレビに俳人の西村さんという方が、毎日10句作り、葉書に書き、友達と交換していた。
という話に刺激され、10句できるか挑戦してみることにした…
多作、多読がお薦めとか…

一日一詩もしたいけど…なかなか…です。



「看護師のマスクの水色川の流れ」


「花冷えや明るい色のエプロンを買う」


「桃色の服を着ようか花冷える」


「診察を待つたてがみ色の髪やつれ」



しばらく、ご無沙汰していました。
心機一転、
思い付くまま、携帯、パソコンから入れてみようか…
と、
ふと思いました。




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ゆっくりと自分の俳句や詩と向き合って行きたい。
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